消化管急性の炎症ICD-10 K35
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虫垂炎
これは医療上の緊急事態の可能性があります。 右下のお腹の痛みが悪化するとき、とくに発熱や嘔吐を伴うときは、すぐに医療機関を受診してください。
虫垂——大腸につながった小さな袋——に炎症が起こる病気です。お腹の救急手術の中で最も多い病気で、治療しないと虫垂が破裂することがあります。
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体の中で起こること
虫垂の入口がふさがると(硬くなった便や、はれたリンパ組織などが原因)、細菌が増えて虫垂の壁がはれ、血流が途絶え、穴があく(穿孔する)ことがあります。
原因
- 便石(硬くなった便の塊)やリンパ組織の増えすぎによる虫垂の内腔のふさがり
リスク因子
- 10~30歳
- 家族歴
症状
- おへその周りに始まり、右下のお腹に移っていく痛み
- 体を動かす、せき込む、歩くと痛みが強くなる
- 食欲がなくなる
- 吐き気と嘔吐
- 微熱
診断 — 検査と診察
- 診察(マックバーニー点の圧痛)
- 血液検査(白血球、CRP)
- 超音波検査(子どもや妊娠している人)またはCT
- アルバラドスコア
- 女性には妊娠検査も
治療
薬と医療処置
- 点滴の抗生物質。合併症のない一部の症例では、抗生物質だけで治療できることもあります
手術と処置
- 腹腔鏡による虫垂切除術(標準的な治療)
- 膿瘍のドレナージ(うみを出すこと)
セルフケア、家庭での手当て、生活習慣
- 診察を待つ間は、食べる、飲む、下剤を使うことはしないでください
起こりうる合併症
- 穿孔と腹膜炎
- 膿瘍
- 敗血症
予防
- 確実な予防法はなし
予後
早く手術すれば経過はとても良いです。ほとんどの人は1~2日で退院できます。
受診の目安
右下のお腹の痛みが悪化するとき、とくに発熱や嘔吐を伴うときは、すぐに医療機関を受診してください。
出典と参考文献
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