器官消化器系
直腸
Rectum
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- 場所::
- 骨盤内
働き
直腸は長さ12〜15 cmの、最後の貯蔵庫です。直腸のふくらみ(膨大部)が便をためて排便反射を待ち、150 mlまでたまると引き伸ばし受容体がはたらいて便意を起こします。3つの横のひだ(ホートン弁)が下りをゆるやかにして、排便のコントロールを助けます。
その下では、恥骨直腸筋の輪が直腸と肛門のなす角を折り曲げて閉じます。肛門管の括約筋——内肛門括約筋(平滑筋・意思とは無関係)と外肛門括約筋(横紋筋・意思で動かす)——が、好ましいときまで門を守ります。痔は肛門管の血管のクッションの肥大で、門脈圧亢進症の直腸静脈瘤とは別ものです。
血液供給
上直腸動脈(IMAから)、中直腸動脈、下直腸動脈。上直腸静脈は門脈へ、中・下直腸静脈は全身循環の(腸骨)静脈へ流れます。
神経支配
意思とは無関係の働き:骨盤内臓神経S2〜S4。意思で動かす括約筋:陰部神経。
臨床的意義
- 直腸がん
- 直腸からの出血としぶり腹(残便感)。肛門に近い腫瘍では、括約筋を残せるかどうかが外科医の腕のみどころです。
- 痔核(いぼ痔)
- うっ血した肛門のクッションは、鮮やかな赤い出血と脱出を起こします。門脈圧亢進症が原因ではありません。
関連する病気
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