女性の生殖器と乳房良性腫瘍ICD-10 D25
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子宮筋腫
別名: 平滑筋腫, 筋腫
子宮の筋肉にできる良性(がんではない)の腫れもので、30歳を過ぎた女性にとても多く見られます。症状が出ない人も多いですが、人によっては月経量の増加、圧迫感、痛みの原因になります。
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原因
- エストロゲンやプロゲステロンといったホルモンの影響を受けて、平滑筋の細胞が増えること
リスク因子
- アフリカ系であること
- 30〜50歳
- 肥満
- 家族歴
- 初経が早いこと
症状
- 月経量が多い、または長く続く月経
- 貧血
- 骨盤の圧迫感、下腹部の張り・膨らみ
- トイレが近いこと(頻尿)、便秘
- セックスのときの痛み
- 妊娠しにくいこと(不妊)
診断 — 検査と診察
- 骨盤の超音波検査
- 手術の方針を決めるためのMRI検査
- 血液検査(血算)
治療
薬と医療処置
- トラネキサム酸、NSAIDs(消炎鎮痛薬)
- ホルモン入りIUS(子宮内システム)またはピル
- GnRH拮抗薬の配合薬(レルゴリクス、リンザゴリクス)
- 貧血に対する鉄剤
手術と処置
- 子宮鏡(ヒステロスコープ)で行う粘膜下筋腫の摘出
- 筋腫核出手術(子宮を残す手術)
- 子宮動脈塞栓術
- 子宮全摘出手術
起こりうる合併症
- 貧血
- 妊娠中の合併症
- まれに変性(腫瘍の中の変化)や捻転(茎がねじれること)
予防
- 確実な予防法は確認されていない
予後
良性で、閉経後はたいてい小さくなります。
受診の目安
月経量が多い、骨盤の圧迫感、貧血がある場合は、医師の診察を受けてください。
出典と参考文献
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