女性の生殖器と乳房感染症ICD-10 N73
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骨盤内炎症性疾患(PID)
別名: PID(骨盤内炎症性疾患)
性感染症としてうつるクラミジアや淋菌が原因で、女性の卵管や子宮など上部の生殖器に起こる感染症です。卵管に傷跡が残り、不妊の原因になることがあります。
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原因
- クラミジア・トラコマティス
- 淋菌(ナイセリア・ゴノレア)
- マイコプラズマ・ゲニタリウムと複数の菌の混合感染
リスク因子
- 25歳未満
- 新しいパートナーや複数のパートナーがいる
- コンドームを使用しない
- 過去に性感染症(STI)にかかったことがある
症状
- 下腹部の痛み
- セックスのときの痛み
- おり物の異常
- 生理と生理の間の出血や性交後の出血
- 発熱
診断 — 検査と診察
- 診察(子宮頸部を動かしたときの痛みの確認)
- 性感染症(STI)の検査(綿棒による採取)
- 妊娠検査
- 膿瘍を調べる超音波検査
治療
薬と医療処置
- 広い範囲に効く抗生物質(例:セフトリアキソン+ドキシサイクリン+メトロニダゾール)を14日間
- パートナーも一緒に治療する
手術と処置
- 卵管卵巣膿瘍のドレナージ(うみを出す処置)
セルフケア、家庭での手当て、生活習慣
- 治療が終わるまで性交を避ける
起こりうる合併症
- 不妊
- 子宮外妊娠
- 続く骨盤の痛み(慢性の骨盤痛)
予防
- コンドームの使用、性感染症(STI)の検査
予後
早期に治療すれば予後は良好です。ただし、発症を重ねるごとに不妊のリスクが上がります。
受診の目安
骨盤部の痛みに、おり物の異常や発熱を伴うときは、すぐに医師の診察を受けてください。
出典と参考文献
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