こころの健康こころの病気(精神疾患)ICD-10 F43.1
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心的外傷後ストレス障害(PTSD)
別名: PTSD
恐ろしい出来事や命に関わる出来事を経験したあとに起こることがある病気です。出来事が何度もよみがえって感じる(フラッシュバック)、悪夢を見る、思い出させるものを避ける、常に警戒して緊張している、といった症状があります。
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原因
- トラウマになる出来事(暴力、戦争、事故、虐待、災害)を経験すること
リスク因子
- トラウマ(つらい体験)の重さ
- 過去のトラウマ体験
- そのあとの支援が少ないこと
- もともとある心の病気
症状
- フラッシュバックと悪夢
- 思い出させるものを避けること
- 常に緊張していて、すぐに驚くこと
- 睡眠が浅いことと集中力の低下
- 罪悪感、感情の麻痺、怒り
診断 — 検査と診察
- 症状が1か月以上続くときの診察・評価
治療
薬と医療処置
- SSRI(セルトラリン、パロキセチン)またはベンラファキシン
- 悪夢に対して使うことがあるプラゾシン
セルフケア、家庭での手当て、生活習慣
- トラウマに焦点を当てた認知行動療法(CBT)またはEMDR療法(第一選択)
- 周囲からのサポート(社会的支援)
- 飲酒を控える
起こりうる合併症
- うつ病
- 薬物などの乱用
- 自殺
予防
- トラウマ後の支援と早い時期のスクリーニング(チェック)
予後
多くの人は、トラウマに焦点を当てた療法で大きく改善します。
受診の目安
つらい出来事のあと症状が1か月以上続く場合は、相談してください。
出典と参考文献
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