器官呼吸器系
気管
Trachea
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- 場所::
- 頸部→胸部
働き
気管は長さ10〜12 cmの空気の通り道で、16〜20個のC字形の軟骨輪が常に開いた状態を保っています。輪の開いた側は後ろを向いていて、そこでは柔らかい膜状の壁が食道と接しています。このすき間を横切る平滑筋のおかげで、咳のときに気管を細く絞り、粘液を上へ勢いよく送り出せます。
内側の線毛上皮は、生きた動く歩道です。約10億本の線毛の一本一本が毎秒12〜15回動き、埃や細菌をからめとった粘液の層を、毎分約1 cmの速さで喉頭まで運び上げます。外の天気にかかわらず、温かく(37 °C)湿った(湿度100%)空気が肺へ届けられます。
血液供給
下甲状腺動脈(上部)と気管支動脈(下部)。
神経支配
迷走神経(反回神経枝)と交感神経線維。粘膜には咳の受容体がびっしりと散らばっています。
臨床的意義
- 気管狭窄症
- 挿管のカフや気管切開の瘢痕が軟骨輪を固くし、気道は呼吸のたびに狭くなっていきます。
- 異物誤嚥
- 右主気管支は左より立っていて太い道筋のため、吸い込んだ異物は右に詰まりやすいです。気管支鏡で取り出します。
関連する病気
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